日本人が最も発症しやすいがんは、大腸がんです。※1
男性の約10人に1人、女性の約12人に1人が、大腸がんと診断されています。※2
そのため、「将来、自身も大腸がんになるのではないか」「大腸がんが見つかったらどうしよう」と不安を抱いている方も多いでしょう。
しかし、大腸がんの約90%は手術による切除が可能です。早期であれば治癒する確率は7~8割と非常に高く、これまでと同じ日常生活が送れるようになります。※3
本記事では、大腸がんのステージ別の症状をはじめ、検査方法や治療方法を詳しく解説します。
気になる症状がある方はもちろん、身体に異常がない方もぜひ参考にしてみてください。
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大腸がんとは
大腸がんとは、結腸・直腸・肛門に発生するがんです。全体の約70%は、大腸の末端部分である直腸と、大腸の左側にあるS状結腸に発生します。※4
大腸がんは、日本人の部位別の罹患数の1位です。2020年には、147,725人の方が大腸がんと診断されており、罹患率は全がんの15.6%にも及びます。※5
発症リスクは年齢とともに高まり、40歳から増え始め、50歳代で急増し、60歳でピークを迎えます。※6
大腸がんの危険因子は、下記のとおりです。
- 食事の欧米化
- 運動不足
- 飲酒
- 喫煙
- 肥満
そのほか、家族の病歴とも深く関係しており、家族性大腸腺腫症やリンチ症候群の既往歴がある近親者がいる場合、大腸がんの発症リスクが高くなります。
症状
大腸がんは、多くの場合、初期の自覚症状はあらわれません。進行すると下記の症状が出ることがあります。
- 血便
- 便秘・下痢
- 便柱狭小化(便が細くなる)・残便感
- 貧血
- 腹痛・嘔吐
- 腹部のしこり
- 食欲不振による体重の減少
血便や便秘・下痢は、大腸がんの代表的な症状です。
また、がんが発生した場所により、あらわれる症状は異なります。下行結腸、S状結腸、直腸でがんが発生すると、排便習慣の変化や腹痛・嘔吐が出やすくなります。
盲腸、上行結腸、横行結腸のがんの場合、立ちくらみや動悸・息切れなどの貧血や腹部のしこりにより、発見されるケースが多いです。
大腸がんが進行すると、がん組織が大腸内を完全に塞ぐ「腸閉塞」を引き起こし、便やガスが溜まることで激しいお腹の痛み・張り、吐き気・嘔吐などが引き起こされます。
5年生存率
国立がん研究センターが公開した、大腸がん(直腸がん・結腸がん)の5年生存率は、下記のとおりです。
ステージ(病期) | 結腸がん/5年生存率 | 直腸がん/5年生存率 |
ステージ0 | 93.0% | 97.6% |
ステージⅠ | 92.3% | 90.6% |
ステージⅡ | 85.4% | 83.1% |
ステージⅢa | 80.4% | 73.0% |
ステージⅢb | 63.8% | 53.5% |
ステージⅣ | 19.9% | 14.8% |
結腸がん・直腸がんともに、ステージ0やステージⅠの5年生存率は90%以上と、非常に高い数値です。一方、ステージⅣの場合、5年生存率は20%を下回ります。
大腸がんの多くは、無症状で進行します。早い段階でがんを見つけるためには、定期的に大腸がん検診を受診しましょう。
大腸がんの進行を把握するポイント
大腸がんの進行を把握するポイントは、下記の3つです。
- 深達度(しんたつど)
- リンパ節への転移
- 他臓器への転移
次章では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
深達度(しんたつど)
大腸がんの進行を判断するポイントの一つは、大腸への深達度(しんたつど)です。
大腸の壁は、下記の6層で構成されています。
- 粘膜(大腸の内側)
- 粘膜筋板
- 粘膜下層
- 固有筋層
- 漿膜下層
- 漿膜(大腸の外側)
大腸がんは、大腸壁の最も内側にある粘膜から発生し、進行するにつれてがん細胞が大腸壁へ入り込み、リンパ節や他の臓器へ転移します。
「何層目までがん細胞が浸潤しているか」を示す基準が深達度です。深達度が深いほど大腸がんが進行しており、転移の確率が高くなります。
リンパ節への転移
大腸で発生したがんが、大腸壁を超えて浸潤したとき、がん細胞はリンパ管をとおり、大腸付近のリンパ節へ転移します。
さらにリンパ節に転移したがん細胞は、リンパ液をとおり、遠隔のリンパ節へも転移が可能です。
リンパ筋への転移の有無・転移数が、大腸がんの進行度を把握するポイントの一つです。
リンパ節転移は、大腸がんのステージⅢにあたります。ステージⅢを超えると5年生存率は半数程に低下するため注意が必要です。※7
他臓器への転移
大腸がんの進行度を把握する3つ目のポイントは、他の臓器への転移の有無です。
がん細胞は、リンパや血液の流れに乗り、他の臓器に転移する性質があります。
大腸がんが進行した場合、次の臓器への転移がよくみられます。
転移しやすい臓器 | 転移する割合 |
---|---|
肺 | 10.9% |
肝臓 | 4.5% |
腹膜 | 2.4% |
他臓器への転移はがんの進行度が高く、遠隔転移は大腸がんのステージⅣにあたり、ステージⅣの5年生存率は結腸がんで19.9%、直腸がんで14.8%です。※8
大腸がんステージの分類(病期)
大腸がんステージの分類は主に5つにわかれます。
次章では、各ステージの詳細を解説します。
ステージ0
大腸がんのステージ0では、粘膜に発生した大腸がんが粘膜内にとどまる状態を指します。
ステージ0で発見できた場合、大腸内視鏡でがんの切除が可能です。
しかし、多くの場合、ステージ0は無症状です。そのため、定期的ながん検診の受診が重要となります。
ステージI
大腸がんのステージⅠは、がんが粘膜の下層にあたる固有筋層でとどまっている状態をいいます。
ステージⅠでも粘膜層に近い場合、内視鏡治療が可能です。内視鏡治療の方法と特徴は、下記のとおりです。
治療法 | 特徴 |
ポリペクトミー | 盛り上がった腫瘍に対する治療法。スネアと呼ばれる金属製の輪で腫瘍をしめつけ、高周波電流を流して腫瘍を焼き切る。 |
EMR(内視鏡的粘膜切除術) | 2cm以下の、盛り上がっていない腫瘍に対する治療法。腫瘍が発生している粘膜に液体を注入し、スネアをかけて腫瘍を切除する。 |
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術) | EMRで切除が難しいサイズの腫瘍を対象とする治療法。腫瘍周辺の粘膜下層から電気メスで焼き切る。 |
浸潤が進んでいる場合、内視鏡治療が適応されません。外科手術が必要になるケースがあります。
ステージⅠの5年生存率は92.3%と非常に高いため、早期発見の重要性がわかります。※9
ステージII
大腸がんのステージⅡは、固有筋層を超え、さらに下層にある漿膜周辺にがんが浸潤している状態です。下記の症状がある場合は、注意が必要です。
- 便秘や下痢を繰り返す
- 便が細い
- お腹の張りが気になる
- 残便感がある
- 腹痛や貧血がある
- 原因がわからずに体重が減少する
ステージⅡで大腸がんが見つかった場合、外科手術が標準治療です。がんの部分を含む腸管と、必要に応じてリンパ節を切除します。
さらに再発や転移のリスクがあるため、術後は薬物療法(抗がん剤治療)がおこなわれます。
ステージⅢ
大腸がんのステージⅢでは、大腸壁の深達度にかかわらず、リンパ節への転移がみられることが多いです。
内視鏡による切除が難しい場合、手術でがんが発生している場所とリンパ筋を切り取り、必要に応じて薬物療法(抗がん剤治療)や放射線療法を併用します。
出血や腸閉塞などの合併症による症状を緩和させるために、人工肛門を造設するケースがあります。
ステージⅣ
大腸がんのステージⅣは、最も進行している状態であり、他臓器への遠隔転移がみられます。
ステージⅠの5年生存率92.3%に対し、ステージⅣの5年生存率は18.3%と、非常に低い数値です。※10
とくに肝臓や肺、腹膜に転移がみられ、転移したがんの切除が可能かどうかで治療法が異なります。
がんの状態 | 治療法 |
大腸がん、転移した臓器のがんともに、切除が可能な状態 | 手術にて、大腸や他臓器に発生したがんを切除する。 |
大腸がんは切除できるが、転移したがんは切除できない | 大腸がんは手術で切除し、転移先のがんは化学療法や放射線療法をおこなう。 |
大腸がん、転移したがんどちらも切除できない | 化学療法や放射線療法を実施する。 |
大腸がんの検査方法
ここでは大腸がんの検査方法を紹介します。
- 便潜血検査
- 直腸検査
- 注腸造影検査
- 大腸内視鏡検査
- CT検査・MRI検査
- PET検査
- 腫瘍マーカー検査
便潜血検査
便潜血検査は、国が推奨する大腸がん検診でも用いられている、大腸がんの一次スクリーニング検査です。
自宅で2日間分の便を採取し、大腸がんやポリープによる出血の有無を調べます。
2日分にわけて便を採取する理由は、大腸がんによる出血は間欠的で、毎日出血するとは限らないためです。
便潜血検査で「要精密検査」となった場合、直腸検査や大腸内視鏡検査にて大腸の状態を詳しく観察します。
便潜血検査は他の検査と比べて、身体的な負担が少なく、検査費用も安価です。
しかし、便潜血検査は痔や生理による出血でも、陽性反応が出る場合があります。生理中は便潜血検査が受けられない場合があり、確認が必要です。
直腸検査
直腸検査には、肛門から10cm程度までの直腸を医師が触診する方法と、金属の筒状の肛門鏡を挿入して観察する方法があり、直腸内のしこりや異常を調べます。
直腸がんの約80%は、直腸検査により発見されるといわれています。※11
また、直腸がんのみならず、膀胱や子宮・卵巣、前立腺の異常を見つけることが可能です。
しかし、肛門から近い直腸のみを調べる検査であるため、大腸全体の精密検査には向いていません。
直腸検査は便潜血検査で陽性後、大腸がんの疑いがある場合におこなわれます。下剤の服用は不要で、比較的簡便におこなえる検査といえるでしょう。
注腸造影検査
注腸造影検査は、X線を照射して撮影し、大腸の壁に発生したがんの大きさ、位置などを把握する検査です。
便潜血検査で陽性判定を受けた方で、大腸内視鏡検査が実施できない場合に用いられます。
肛門からバリウムと空気を注入するため、前日から検査食を食べ、下剤を服用する必要があります。また、検査当日も約2Lの下剤を飲み、腸管を洗浄します。
所要時間は20~30分程度です。
注腸造影検査には、腸管が重なるS状結腸や回盲部などの病変が見落とされやすいデメリットがあります。
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査は、肛門からカメラがついた細いチューブを挿入し、直腸から盲腸までの大腸全体をリアルタイムに観察する検査です。
病変の見逃しがないよう、内視鏡から空気や二酸化炭素を入れて腸管を十分に広げ、大腸を隅々まで観察します。
腸をきれいにした状態で検査をおこなうため、前日は検査食を食べ、当日の朝は絶食して下剤を服用するなどの前処置が必要です。
万が一、ポリープが見つかった場合、その場で組織を採取して病理検査(生検)をおこないます。
大腸内視鏡検査の所要時間は、5時間程度です。検査後やポリープ切除後は、大腸に負担がかかっている状態であるため、消化のよい食事を心がけましょう。
CT検査・MRI検査
CT検査はX線を、MRI検査は磁気を使用して、大腸の内部の断面像を抽出し、がんの大きさや位置を明確にします。また、周辺の臓器への転移の有無も調べられます。
肛門鏡や内視鏡を挿入しないため、身体的・精神的な負担が少ない検査といえるでしょう。
CT検査の場合、炭酸ガスで腸管を膨らませる必要があるため、検査前日は検査食を食べてから少量のバリウムと下剤を服用します。
注腸造影検査や大腸内視鏡検査と比べて、下剤の服用量が少なく、お腹の張りが無くなりやすいことがメリットですが、医療被ばくを避けられない点はデメリットです。
MRI検査は、放射線を使用しないため、妊娠中の方でも検査が受けられます。また、バリウムや下剤の服用も不要です。
検査の所要時間は、CT検査で5~10分程度、MRI検査で30~60分程度です。
PET検査
PET検査は、静脈にFDG(放射性フッ素を付加したブドウ糖)を注射し、がん細胞に取り込まれたFDG分布を画像に撮影する検査方法です。
がん細胞に取り込まれたFDGは人体組織を透過する放射線を放出するため、身体の奥に発生した小さながんも検出が可能です。
また、PET検査は大腸のみならず、全身のがんの発見に有効であるため、がんの広がりや遠隔転移が見つかるメリットもあります。
しかし、血糖値が高い方の診断の精度が低くなる懸念点があり、医療被ばくも避けられません。
PET検査にかかる時間は2~3時間程度です。
腫瘍マーカー検査
腫瘍マーカー検査は、採血または採尿のみで大腸がんを調べられます。
大腸がんの腫瘍マーカーはCEA、CA19-9を測定します。
ただし腫瘍マーカー検査のみではがんの位置やがんの有無を確定できず、診断の補助的な検査になるため、診断の確定には他の検査が必要です。
大腸がんの治療方法
大腸がんの主な治療法は、内視鏡治療、外科手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療、免疫療法などがあり、がんの進行度や患者の希望などを考慮して選択します。
ここからは、大腸がんの治療法を詳しく解説します。
初期は手術でがんを切除する
大腸がんはステージⅢまで、内視鏡や手術にてがんを切除する方法が、標準治療となります。
ステージⅠまでの小さながんの場合のみ、内視鏡での切除が可能です。内視鏡下のがん切除は開腹する必要がないため、身体への負担が少なく、回復も早いです。
ステージⅡ以降では、外科手術によるがん切除となり、がんが発生した腸管と周辺のリンパ節を切り取り、残った腸管をつなぎあわせます。
ステージⅢまでは外科的治療を目指しますが、がんを切除できない場合、化学療法や放射線療法を検討します。
大腸がんは抗がん剤が効きにくい
切除が困難な場合、化学療法や放射線療法をおこないますが、大腸がんは抗がん剤や放射線が効きにくいといわれています。
そのため、抗がん剤のみならず、外科手術や化学療法(抗がん剤治療)、放射線療法を組みあわせて治療をおこなうケースが多いです。
また、手術までにがんを小さくしたり、手術後に散らばった小さいがんを死滅させたり、補助的に抗がん剤や放射線を使用する場合もあります。
15年前までは、切除できないがんを抗がん剤で治療した場合、余命が6か月程度でした。※ 12
しかし近年では以前より抗がん剤の効果が上がり、余命は延長されつつあります。
大腸がんの早期発見には「マイクロCTC検査」
最後に、大腸がんの早期発見に有効なマイクロCTC検査の特徴を紹介します。
- 高い検査精度を実現
- 検査後のアフターフォローも充実
- 1回5分の採血で「間葉系がん細胞」を捉える
次章で詳しく解説します。
高い検査精度を実現
マイクロCTC検査は、世界有数のがん治療・研究施設「米国MDアンダーソンがんセンター」が開発した抗体を導入し、特異度94.45%でがん細胞を検出する血液検査です。※13
国内初のCTC検査センターを設立し、全国の病院やクリニックで採取した血液を迅速に検査する体制づくりに力を入れています。
血液検体は非常に繊細であり、時間とともに劣化が進むため、海外の検査機関に輸送する場合、検査精度が下がる恐れがあります。
マイクロCTC検査は、国内に検査センターを設けており、採血後速やかに分析する体制を整えて、高い検査精度を実現している点が強みです。
検査後のアフターフォローも充実
マイクロCTC検査は、検査を受けて終わりではありません。検査後のアフターフォローにも力を入れています。
検査にてがん細胞が検収された場合、マイクロCTC検査のセンター長および、代々木ウィルクリニックの院長・太田医師による無料相談が受けられます。
検査結果に関する質問はもちろん、専門医や医療機関の紹介にも対応しているため、安心して検査を受けられるでしょう。
無料相談は、9:00~12:00、13:00~19:00(18:00最終受付)のうち最大30分で、遠方の方を対象としたオンライン相談も実施しています。
相談自体は無料ですが、カルテ作成料として初診料3,300円(税込)がかかります。※14
無料相談を希望する方は、代々木ウィルクリニックへ直接電話をし、相談日を予約しましょう。
1回5分の採血で「間葉系がん細胞」を捉える
マイクロCTC検査は、1回5分の採血のみで悪性度の高い間葉系がん細胞を直接捉えて、全身のがんリスクを評価します。
CT検査やMRI検査などでは発見が難しい小さい病変も検出できるため、がんの早期発見・早期治療につながります。
また、バリウムや下剤などの服用は不要で、医療被ばくの心配もありません。
スピーディーかつ、安全・安心にがんリスク検査が受けられることは、マイクロCTC検査の大きな魅力といえます。
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まとめ
本記事では、大腸がんの症状やステージの分類、進行を把握するポイント、検査方法・治療方法などを解説しました。
日本人が最も罹患しやすい大腸がんは、他のがんと比べて治癒できる確率が高いといわれています。
ステージ0~Ⅰの早期に発見した場合、身体の負担が少ない内視鏡治療が可能であり、5年生存率は90%を上回ります。※15
しかし、大腸がんは無症状で進行するケースも少なくありません。
ステージⅣになると、他臓器への遠隔転移がみられ、手術による切除が難しくなる場合があり、5年生存率は20%以下まで低下します。※16
大腸がんの早期発見には、マイクロCTC検査がおすすめです。
マイクロCTC検査は、特異度94.45%でがん細胞を検出し、全身のがんリスクを明確にします。※17
国内の検査センターに届けられた検体は、経験豊富な専門の検査技師が丁寧に分析し、高精度を維持しています。
また、検査後のアフターフォローも充実しているため、がん細胞が検出された際も安心です。
定期的にマイクロCTC検査を活用し、大腸のみならず、全身のがんの早期発見につなげましょう。
<参考サイト>
※1、※5:厚生労働省|令和2年全国がん登録罹患数・率報告
※4:オリンパス おなかの健康ドットコム|大腸がん(直腸がん・結腸がん)の解説と症状
※7、※8、※9、※10、※15、※16:国立がん研究センター 中央病院|大腸がんのステージ(病期)について
※11:オリンパス おなかの健康ドットコム|大腸がん(直腸がん・結腸がん)の検査
※13、※14、※17:マイクロCTC検査 | 血中のがん細胞を捕捉するがんリスク検査