女性が大腸カメラを恥ずかしいと感じる理由は?対処法や内視鏡検査の流れを解説

「大腸カメラを受けたいけれど、恥ずかしくてなかなか受ける決心がつかない」

「女性でも恥ずかしさを気にせず受ける方法はないのか」

大腸カメラ検査(内視鏡検査)に対して、上記のような不安や疑問をかかえている女性は多でしょう。

国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」によると、2021年における女性の死亡原因の第一位は大腸がんです。(※1)

ただし、大腸がんは「がん」のなかでも、早期発見や早期治療により治りやすいといわれています。(※2)

検査時の恥ずかしさを感じる女性は少なくないものの、大腸カメラ検査を定期的に受ければ、がん治療による精神的、身体的苦痛を回避できる可能性が高まるでしょう。

本記事では、女性が大腸カメラを恥ずかしいと感じる理由や、恥ずかしさへの対処法、内視鏡検査の流れなどについて解説します

参照元(※1):大腸がんの罹患率と死亡数|大腸がんとは?|大腸がん検診|知っておきたいがん検診

参照元(※2):大腸がんについて|大腸がん|独立行政法人 国立病院機構 四国がんセンター

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大腸カメラ(大腸内視鏡)検査とは?

大腸カメラ検査とは、カメラのついた細い管(内視鏡)を肛門から挿入し、大腸の内側を直接観察する検査です。

大腸カメラ検査により、大腸がんやポリープなどの病気の早期発見が可能となり、早期治療にもつながります

検査中に痛みや不安を感じる場合もありますが、麻酔や鎮痛剤の使用により軽減されるため、過度な心配は必要ありません。

発見できる病気

大腸カメラ検査で発見できる病気は、主に次のとおりです。(※3)

  • 大腸がん
  • ポリープ
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病 など

大腸の組織に異変がある場合は、組織を一部採取し、精密検査をおこなうこともあります。

ポリープは、放置していると大腸がんに発展する可能性があるため、希望があれば検査時に切除できる場合もあります。

「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」は、どちらも難病指定されている炎症性の腸疾患です。

潰瘍性大腸炎では大腸のみに炎症が起こり、クローン病では消化管のあらゆる場所に炎症が生じる可能性があります

大腸がんを調べる検査には、便を調べる「便潜血検査」もあります。

ただし、便潜血検査では早期の大腸がんやポリープの発見が難しく、早期発見のためには大腸カメラ検査による直接的な大腸の観察が重要です。

参照元(※3):2. 内視鏡検査|診療のご案内|大学院歯科総合研究科 消化器病退学 東京科学大学病院 消化器内科

検査の流れ

大腸カメラ検査は、主に「準備、検査、回復」の流れでおこなわれます。

  1. 準備

大腸内を空にして観察しやすくするために、検査の前日から消化のよいものを食べたり、下剤を飲んだりします。

  1. 検査

検査時は検査台に上がり、横向きになることが一般的です。

肛門からカメラ(内視鏡)を挿入したら、医師がモニター映像を見ながら大腸を詳しく観察し、必要に応じてポリープの切除や組織採取をする場合もあります。

基本的には鎮静剤を投与され、眠った状態で検査がおこなわれます。

  1. 回復

検査時に鎮静剤を使用した場合は、効果が切れるまで1~2時間の安静が必要です。

安静後は、医師から検査結果の説明を受けます。

ポリープを切除し、組織検査をおこなう場合には、後日医療機関を受診して詳しい結果を聞きましょう。

検査後の注意事項は医療機関により異なるため、検査後の説明を守るようにしてください。

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女性が大腸カメラ検査を恥ずかしいと感じる理由

大腸カメラを受ける際に、次のような点が気になる女性は多いのではないでしょうか。

  • 肛門・ムダ毛を見られる
  • 当日に生理になる可能性
  • 検査中に便意をもよおす心配

医療機関によっては、上記のような女性の心情に配慮し、さまざまな工夫がされているところもあります。

「恥ずかしくてなかなか検査を受ける気になれない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

肛門・ムダ毛を見られる

医療行為とはいえ、大腸カメラ検査を受けるにあたり、肛門やムダ毛を見られることに抵抗を感じる方も多いでしょう。

しかし、医療従事者は多くの患者さんと関わるため、検査部位を見ることに慣れています。

また、検査時には一般的に、肛門部分にスリットが入った検査着を着用するため、検査中に常にお尻や肛門が露出する心配はありません

検査を受けるにあたり、「肛門の毛の処理が必要か」と心配される方もいるでしょう。

しかし実際は、肛門の毛があったとしても大腸カメラの挿入に支障はありません。

過度な心配はせず、当日の検査にのぞみましょう。

当日に生理になる可能性

検査当日に生理になることで、検査ができなかったり、検査台を汚してしまったりする可能性を心配する方も多いのではないでしょうか。

検査当日に生理になったとしても、多くの医療機関では通常どおり検査をおこなえます

仮に、検査中に出血しても、医師は経血と大腸からの出血を見分けられますし、検査をするうえでの影響もありません。

また、検査台には使い捨てのシートが敷かれていることが多いため、経血が検査台に付いても問題ありません。

経血が多い場合でも、タンポンを使用すれば検査を実施できるでしょう。

ただし、生理により体調が悪い場合は、無理せず検査の実施について医師や看護師に相談してください。

検査中に便意をもよおす心配

大腸カメラを肛門から挿入されると「カメラの刺激で検査中に便意をもよおすのではないか」と心配な方もいるでしょう。

実際は、検査前に下剤を服用するため、検査時に便が出ることはほぼありません

仮に少しの便や液体が腸内に残っていても、大腸カメラの吸引機能で吸い取られます。

医療機関側も、防水シートの用意をはじめとする対策を実施しているため、安心して検査を受けましょう。

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女性で大腸カメラ検査が恥ずかしいときの対処法

大腸カメラ検査がどうしても恥ずかしく、受ける気になれない場合は、下記のようなポイントで医療機関を探しましょう。

  • 女性医師に担当してもらう
  • プライバシーに配慮したクリニックを探す
  • 鎮静剤や麻酔を使用する

大腸カメラ検査は、女性の死亡原因の第一位である大腸がんを発見できる、非常に有用な検査です。

早期発見や早期治療のためにも、検査に対する恥ずかしさや不安を減らし、定期的に検査を受けましょう。

女性医師に担当してもらう

女性同士ならば、検査時の心理的な負担が軽くなる方も多いのではないでしょうか。

ただし、すべて医療機関で女性医師に検査を担当してもらえるわけではありません。

女性医師に担当してもらいたい場合は、事前に医療機関に問い合わせ、女性医師がいるかどうかを確認しましょう

医療機関に女性医師が在籍していたとしても、日程や時間帯によっては担当できない可能性もあるため、あわせての確認をおすすめします。

プライバシーに配慮したクリニックを探す

検査時の恥ずかしさを減らすためには、プライバシーに配慮したクリニックを選ぶこともひとつの方法です。

プライバシーへの配慮に関する具体例には、次のようなものが挙げられます。

  • 露出部分を最低限に抑えた検査着
  • 腰から下にタオルをかける
  • 検査室の照明を暗くする など

受診予定の医療機関でどのような工夫がされているかは、検査前に公式サイトや電話などで確認しましょう。

鎮静剤・麻酔を使用する

大腸カメラでの検査時は、痛みや不安を軽減するために、鎮静剤や麻酔が用いられることが多くあります。

鎮静剤や麻酔を投与すると、意識がもうろうとするため、検査時の恥ずかしさが軽減される効果も期待できます

検査中に眠ってしまえば、気づいたころには検査は終了しているでしょう。

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女性が大腸カメラ検査を受けるメリット

大腸カメラ検査を受けるメリットには、大腸がんをはじめとする病気の早期発見はもちろん、女性にとってうれしいものもあります。

腸内環境を整えられる

大腸カメラ検査をおこなえば、副次的に腸内環境が整うきっかけになるでしょう。

検査前には下剤を服用して便を出し切るため、老廃物やガスが排出され、腸内がきれいになります

腸内環境が改善されれば、便秘の解消や、肌荒れ改善などの女性にうれしい効果が期待できます。

検査後は、うどんやおかゆなどの消化のよい食事から摂取し、徐々に善玉菌が豊富な食材(納豆、ヨーグルト、みそなど)を取り入れることがおすすめです。

大腸のねじれが解消する

大腸カメラ検査では、大腸のねじれを整えながらカメラを挿入するため、検査後には大腸のねじれが解消されます。

大腸がねじれていると、便が溜まりやすくなることで便秘につながる場合があります

日ごろから便秘が気になる女性でも、検査の過程でねじれた大腸が元に戻れば、便通がよくなる可能性があるでしょう。

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マイクロCTC検査は採血のみで全身のがんリスクを判定

大腸カメラ検査の恥ずかしさがどうしても気になる方には、採血のみで全身のがんリスクを判定できる「マイクロCTC検査」がおすすめです。(※4)

マイクロCTC検査とは、がんが増殖する過程で血中に漏れ出した「がん細胞」そのものを見発見し、個数まで明確に示せる検査です。

参照元(※4):マイクロCTC検査公式サイト

マイクロCTC検査の特徴

一般的に、PET-CT検査やMRI検査などの従来の検査で全身のがん検診をする場合には、丸一日かかるケースも少なくありません。

一方で、マイクロCTC検査ならば、1回5分の血液検査で大腸がんを含む全身のがんリスクを評価できます

検査は少量の採血のみで済むため、大腸カメラ検査のように、お尻や肛門を露出させる心配もありません。

また、マイクロCTC検査には、従来のがん検診と比べてがんを早期に発見できるメリットもあります。

一般的に、従来のがん検査では、1cm未満の小さながんは発見できないといわれていますが、マイクロCTC検査であれば1cm未満の初期のがん細胞でも発見可能です。

大腸がんは、より早期で発見すれば、手術なし(大腸内視鏡検査による治療のみ)でも治る可能性のあるがんです。(※2)

非常に簡便で、がんを初期段階から早期発見できるマイクロCTC検査には、大きな価値があるといえるでしょう。

参照元(※2):大腸がんについて|大腸がん|独立行政法人 国立病院機構 四国がんセンター

アフターフォローも充実

マイクロCTC検査を受けた結果、万が一がんが発見された場合は、代々木ウィルクリニックの太田医師(マイクロCTC検査センター長)の相談を無料で受けられます。(※4)

遠方にお住まいの方でも、オンライン面談が可能です。

無料相談では、検査結果に関する質問をはじめ、専門医や医療機関の紹介にも対応しています。

参照元(※4):マイクロCTC検査公式サイト

検診の流れ・料金

マイクロCTC検査は1回5分の採血のみで済むため、大腸カメラ検査のように、検査前の食事制限や下剤の服用などの必要がありません。

鎮静剤や麻酔を使用する必要もないため、検査後は回復時間を設けずに帰宅できます

また、マイクロCTC検査にかかる費用は198,000円(税込)です。(※4)

全身のがん検査を実施する場合、がん検査のひとつであるPET-CT検査や全身MRI検査では、合計で20~30万円弱ほどの費用がかかります。(※5)

マイクロCTC検査の費用は、全身のがんを調べられる検査のなかでは比較的安価だといえるでしょう。

参照元(※4):マイクロCTC検査公式サイト

参照元(※5):国立がん研究センター 中央病院 検査費用

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大腸カメラ検査に関するよくある質問

ここでは、大腸カメラ検査に関するよくある質問について回答します。

  • 検査時の服装はどうすべきか
  • 検査を受けるべき症状には何があるのか
  • 妊娠中や授乳中でも検査を受けられるのか

大腸カメラ検査について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

服装はどうすべき?

大腸カメラ検査の際は、基本的に検査着に着替えるため、着脱しやすい服装で受診しましょう。

また、下半身のみの検査着が用意されている場合は、ワンピースは避け、上下が分かれている服を選ぶと安心です。

検査当日の服装について不安がある場合は、事前に医療機関に問い合わせて確認しておきましょう。

検査を受けるべき症状は?

大腸カメラ検査を受けるべき症状には、主に次のようなものがあります。

  • 腹痛
  • 血便
  • 長期間の便秘や下痢
  • 嘔吐
  • 貧血 など

上述した症状は、大腸がんで起こりうるものです。(※6)

大腸がんの発症率は、50代から年齢が上がるにつれて高くなります。(※7)

20~30代で気になる症状がとくにない場合は大腸カメラ検査を受ける必要はありませんが、上述したような症状に心当たりがあれば、検査を検討してみてください

参照元(※6):症状の現れ方|大腸がんの症状について|国立がん研究センター 中央病院

参照元(※7):大腸がんの疫学|大腸がんとは|国立がん研究センター 中央病院

妊娠中・授乳中でも受けられる?

妊娠中の場合は胎児に影響する可能性を考慮し、原則として大腸カメラ検査はおこなわれません。

しかし、母体や胎児の生命に関わるような緊急な状況下では、医師の判断により検査が実施される場合もあります

授乳中の方の場合は、原則として大腸カメラ検査を受けることが可能です。

ただし、検査時に使用する鎮静剤や麻酔が母乳に移行する可能性があるため、検査後は一時的に授乳を控える必要があります。

具体的な授乳の中断期間については、使用する鎮静剤の種類や量により異なるため、担当医師に相談しましょう。

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まとめ

本記事では、女性が大腸カメラを恥ずかしいと感じる理由や、恥ずかしさへの対処法、大腸カメラ検査の流れなどについて解説しました。

多くのクリニックでは、下半身の露出を抑えた検査着を採用していたり、腰から下にタオルをかけたりするなど、プライバシーに配慮した対応がなされています

恥ずかしさでどうしても検査を受ける気になれない方には、1回5分程度の採血のみで済む

「マイクロCTC検査」を受ける方法もあります。

がんの症状や治療におけるつらさを回避するためにも、定期的にがん検査を受け、早期発見や早期治療につとめましょう。

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