CTC研究論文

高い信頼性のある学術論文

海外ではCTC検査に関する様々な論文が学術ジャーナルで発表されています。

学術ジャーナルの論文掲載は、その道の権威ある学者が厳しい査読というチェックを行います。
 ・その研究結果の前提条件は正しいか?
 ・客観性、汎用性は担保されているか?
など、厳密な審査を通らないと論文掲載には至らないため、自主共同研究を自由に発表できる国内の学会発表と比べ、より信頼に足るものといえます。

PubMedとは

PubMed(パブメド)とは、世界で最も使用されている、生命科学に関する書誌情報データベース「Medline」の無料検索システムのことです。
世界約70カ国、約5,000誌以上の文献を検索でき、インターネット上において随時無料で利用できます。

PubMedロゴ

PubMedは、NIH(National Institutes of Health)内のNLM(National Library of Medcine:米国国立医学図書館)におけるNCBI(National Center for Biotechnology Information:国立バイオテクノロジーインフォーメーションセンター)によるプロジェクトであり、世界の主要医学雑誌等に掲載された文献を検索することができます。

MEDLINEとは

PubMedの主な構成要素となっている、医学文献のデータベースです。
1965年以前のOLD MEDLINEと1966年以降のMEDLINEに分かれています。MEDLINEは、PubMed以外でも様々なプラットフォームから利用できます。例えば東京大学附属図書館で導入している有料データベースOVID SP、EBSCO hostからも利用できます。

CTC研究論文紹介

  • 論文1

    臨床医学界で世界的に権威のある学術ジャーナル
    『ニュー・イングランド・ジャーナル』
    にもCTCは多数掲載されている。

    乳がん初回治療後の患者を対象とした試験。CTCが多い患者では、無増悪生存期間および全生存期間が短かった。CTCは独立した予後予測因子になる

    (Cristofanilli, et al. New Eng J Med. 2004; 351: 781)

  • 論文2

    がんの臨床系では有名な
    学術ジャーナルにも
    CTCが多数掲載されている。

    血中循環がん細胞:CTC(Circulating Tumor Cells)の数を測定してその数が50未満の患者(青色)50以上ある患者(黄色)では、生存率が全く違う。つまり、血中のがん細胞の数は、独立した予後の予測因子となり、その後の生存期間に相関がある。それは化学療法前後でも同じ結果として出る。ということを明らかにした論文。

    肺小細胞癌において、化学療法開始前のCTCおよび化学療法1コース終了時のCTCは無増悪生存および全生存率と相関し、独立した予後予測因子となる

    (How, et al. J Clin Oncol. 2012; 30: 525)

  • 論文3

    がんの臨床系では有名な
    学術ジャーナルにも
    CTCが多数掲載されている。

    430人の結腸がん患者を対象とした他施設前向き試験。CTCは無増悪生存および全生存率の独立した予測因子となる

    (Cohen, et al. J Clin Oncol. 2008; 26: 3213)

  • 論文4

    CTCの個数により、
    抗がん剤の効果を早期に判断する
    根拠となると発表した論文

    ※抗がん剤の効果を判断するには、画像診断で30%以上縮小することではじめて効果があったと判断されるため、通常2~3カ月程度かかるといわれている。

    138人の乳がん治療患者に対する研究。初回治療開始4週間後のCTCは全生存率と相関する。より早期の抗腫瘍効果がわかり、早期の治療方針変更の根拠となる

    (Budd, et al. Clin Cancer Res. 2006; 12: 6403)