横浜市がん検診の種類や費用についてわかりやすく解説!

国が推奨するがん検診には、胃がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診、肺がん検診、大腸がん検診の5種類があります。

定期的にがん検診を受けて早期発見をし、早めに治療をすればがんによる死亡リスクは下がります。

しかしがん検診を受けたいと考えているものの、検診の対象なのかわからない、どう受けたらいいかわからないと悩んでいる方は多いでしょう。

そこで本記事では、横浜市のがん検診制度の仕組みや検診の対象者、受診の流れを解説します。

適切なタイミングでがん検診を受けるため、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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横浜市のがん検診制度について(令和5年度)

横浜市では、毎年特定の年齢以上の方を対象にがん検診の受診を促しています。

ここからは次のポイントで、横浜市のがん検診制度について解説します。

横浜市にお住まいの方は、ぜひ参考にしてみてください。

がん検診の対象者

横浜市におけるがん検診の対象者は、ほかに受診機会がない次の年齢以上の方です。

  • 50歳以上:昭和49年(1974年)4月1日以前に生まれた方
  • 40歳以上:昭和59年(1984年)4月1日以前に生まれた方
  • 20歳以上:平成16年(2004年)4月1日以前に生まれた方

20歳以上で令和5年4月2日から令和6年4月1日の間に誕生日をむかえている方は、令和5年度のがん検診対象者です

ただし現在治療中の場合、受診できない場合もあります。該当のがん検診を受けても問題ないか、医師に直接確認してみてください。

また基本的にがん検診の対象となるのは、症状のない方です。すでに自覚症状がある方は、検診を待たず医療機関を受診しましょう。

がん検診の種類と対象者・費用

横浜市では、次のがん検診が受診可能です。

がん検診の種類受診回数対象者費用検査項目
大腸がん1年度に1回40歳以上の男女無料問診、便潜血検査
胃がん(内視鏡またはX線)2年度に1回50歳以上の男女3,140円問診、内視鏡検査またはX線検査(バリウム)
肺がん1年度に1回40歳以上の男女680円問診、胸部エックス線検査
子宮頸がん2年度に1回20歳以上の女性1,360円問診、頸部細胞診検査
乳がん2年度に1回40歳以上の女性マンモグラフィ検査:680円
視触診+マンモグラフィ検査:1,370円
・問診、マンモグラフィ検査・問診、視触診、マンモグラフィ検査
前立腺がん1年度に1回50歳以上の男性1,000円問診、血液検査
参照元:がん検診 横浜市

少ない自己負担額で検診が受けられるため、制度を積極的に活用しましょう。

ただしがん検診の際、医師の判断によりさらに詳しい検査が必要となるケースもあります。

追加検査が必要になると追加費用が発生するため、気になる方は医療機関に直接問い合わせください。

また適正な受診間隔をあけずに受診した場合、検診にかかる費用が自己負担になる可能性もあります。

 費用が免除になる方

がん検診の費用が免除になるのは、次の方です。

  • 令和6年4月1日時点で70歳以上の方(昭和29年4月1日以前に生まれた方)
  • 後期高齢者医療制度が適用される方
  • 生活保護世帯の方
  • 中国残留邦人など支援給付制度が適用される方
  • 令和4年度の市民税県民税が非課税世帯、または均等割のみ課税世帯の方

費用の免除を受ける場合は、事前の申告が必要です。検診を受けた後に費用の免除はできないため、注意しましょう。

また、免除要件によって必要書類が異なります。

どのような書類を用意すべきか、検診を受ける予定の医療機関で事前に確認しておきましょう。

令和5年度において、40歳以上であれば大腸がん検診は無料で受けられるため大腸がん検診に限っては、減免確認書の申請が不要です。

がん検診を受診する流れ

がん検診を受診する流れは、次のとおりです。

がん検診受診の流れ

  1. 検診を受ける医療機関を決定
  2. 電話でがん検診を受診したい旨を伝え、検診日時を予約
  3. 必要な書類を持参して受診
  4. 検査結果を確認し必要に応じて面談

必要書類は、受診するがん検診の種類や医療機関によって異なります。予約時に受診予定の医療機関に直接問い合わせてみましょう。

検診を受ける際に、医療機関が横浜市から指定されることはありません。

自身で横浜市内のがん検診を実施している医療機関に連絡し、予約しましょう。

また、南区と栄区では、検診車で乳がん検診を受けられます。

検診車でがん検診を受ける場合は神奈川県結核予防会(045−251−2363)に問い合わせください。

横浜市のがん検診についてよくある質問

横浜市のがん検診についてのよくある質問は、次の5つです。

  • 子宮頸がん検診の無料クーポンは誰が対象ですか?
  • 乳がん検診の無料クーポンは誰が対象ですか? 
  • 子宮体がんのがん検診は受けられますか?
  • 胃がん検診は同一年度に内視鏡とX線検査の両方を受けられますか?
  • 胃がん検診は同一年度に内視鏡とX線検査の両方を受けられますか?

気になる質問がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

宮頸がん検診の無料クーポンは誰が対象ですか?

令和5年4月1月時点で20歳の方、平成14(2002)年4月2日から平成15(2003)年4月1日生まれの方が対象です。

令和5年度のクーポンは、令和5年6月頃に発送される予定です。

対象年齢の場合、保険証や身分証明証などで生年月日を確認できればクーポン券送付前でも無料で検診が受けらる場合もあります。

乳がん検診の無料クーポンは誰が対象ですか? 

令和5年4月1日時点で40歳の方、昭和57(1982)年4月2日から昭和58(1983)年4月1日生まれの方が対象です。

子宮頸がん検診と同様、令和5年6月頃にクーポンが発送される予定です。

またクーポン券送付前でも保険証や身分証明証などで生年月日を確認できれば、自己負担なしで受診できる場合もあります。

子宮体がんのがん検診は受けられますか?

令和5年度から医師が必要と判断した場合、子宮体がんの検査は保険適用とされます。

子宮体がんは子宮がんの一つであり、子宮内膜から発生するため子宮内膜がんとも呼ばれます。

がんの組織の状態によって、類内膜(るいないまく)がん、漿液性(しょうえきせい)がん、明細胞がんなどの組織型に分類されます。

最も多いのは類内膜がんですが漿液性がんと明細胞がんは悪性度が高いため、定期的な検診が必要です。

横浜市では医師の判断で子宮体がん検診を受けられるため、気になる症状があれば早めに婦人科を受診しましょう。

胃がん検診は同一年度に内視鏡とX線検査の両方を受けられますか?

胃がん検診において、同一年度に内視鏡とX線検査を両方受けられません。

連続する年度で内視鏡とX線検査を交互に受けることもできないので注意しましょう。

どこでも受けられるマイクロCTC検査がおすすめ

マイクロCTC検査とは、1回5分の採血で血液がん以外のがんのリスクが検査できる方法です。

部位ごとに細かく検査を受ける必要がないため、忙しい方にピッタリの検査方法として注目されています。

実際に株式会社セルクラウドでは、マイクロCTC検査サービスを2023年3月1日より先行してスタートさせています。

今後もマイクロCTC検査はさらに拡大すると考えられるため、時間の取れない方はマイクロCTC検査のご利用をぜひご検討ください。

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まとめ

本記事では、横浜市のがん検診の種類や対象者、受診する流れを解説しました。


医療機関へ行く際は専門の医師から検診の内容について十分な説明を受け、指示に従い検診を進めましょう。

がんの治療には、早期発見が効果的です。本記事を参考にして、適切な時期にがん検診を受けてみてください。

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